すべて公開!我が家の太陽光発電の設置費用の金額と設置後20年間の収支シミュレーション

草原の太陽太陽光のこと

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yuru
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こんにちは!ただ今、太陽光発電を設置待ちのyuruです。

一戸建てを購入する時、太陽光発電を考えた人も多いのではないでしょうか。自家発電をして、余った電気を売却。話だけ聞くと、とても魅力的なシステムですよね。

しかし、太陽光発電の設置費用に大きなお金が動くことも事実

どのくらいかかるのか……まったく想像もできない人は多いと思います。実際に私たち夫婦もまったく知らないことばかりでした。

そこで今回は太陽光発電を考えている人に向けて、実際に私たち夫婦が契約した太陽光発電の設置費用と、見積もりプランをすべて公開します!そしてさらに、太陽光発電の業者さんに出してもらった、設置後の損か得かの投資回収シミュレーションも大公開しちゃいます!

太陽光発電の設置費用は近年安くなってきているみたいです。でも、やはり具体的な数字を見てみないとなかなか計画も立てづらいですよね。

yuru
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よければ少しでも参考にしてみてください~!

新築に引っ越す際にいろいろ考えた結果、太陽光発電を設置することに

さて、2月に新築マイホームへと引っ越した我が家ですが、それと同時に太陽光発電も検討していました。

私たち家族が住んでいる土地は九州。太陽光発電が人気の土地です。

周りも家が建っていて、高台の途中の土地、しかも2階の面積が狭いほぼ平屋の造りの家を建てたので、当初太陽光発電には縁がないだろうと思っていました。

しかしうまい具合に日が入り、意外と日当たりが良かった我が家。

調べてもらうと太陽光発電を設置しても損はしないとのこと。見積もりを出してもらい、いろいろと独自で検証した結果、我が家も太陽光発電を設置することに!

yuru
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これを書いている今、まだ手続き中で設置していないんですけどね。

ですが契約は済ませているので、設置費用などを公開したいと思います~!

我が家の太陽光発電のメーカーはソーラーフロンティア、設置容量は4.44kw

子ども部屋2つ、収納がちょこっとの狭い2階の屋根につけるので、容量が小さめの4.44kwでの設置になりました。

パネルはいくつか紹介してもらいましたが、ソーラーフロンティアに。

日本製で、曇りや日当たりが微妙な土地でも発電する、真っ黒のパネルでスタイリッシュなデザイン、というところに惹かれました。

我が家の太陽光発電の設置費用はこちら!

太陽光発電のパネルがある家

メーカーをソーラーフロンティア、設置容量を4.44kwで見積もりを出してもらった詳細です。

A.太陽光発電システムは3,728,440円

内訳はこのようになっています。

太陽電池モジュール185w→130,000円×24枚=3,120,000円

屋内集中パワコン5.5kw(制御対応)→285,340円

接続箱4回路→15,340円

延長ケーブル2回路(20m)→10,900円×2セット=21,800円

延長ケーブル3回路(20m)→12,240円×2セット24,480円

パネル架台→189,480円

余剰用カラーモニターセット→72,000円

その他の設置費用はこちら!

B.設置配線工事→150,000円

C.電気工事→90,000円

そして九電申請代行費が15,000円

それを合わせて値引きも入り、最終的な設置費用はこちら!

上記の設置費用を合わせると、3,983,440円!

そこからの値引きが2,708,930円入っています。こちらは家を建てた工務店さんからの紹介などで引かれているようです。

それを引いて税別小計が1,274,510円。

消費税が8%なのでこれに101,961円が加わり……

我が家の太陽光発電の設置費用は最終的に1,376,471円!

工務店さんからの紹介で何の疑いもなく、ほかの業者との比較を行っていないので、これが高いのか安いのかよくわかっていないyuruですが……(今後の光熱費の検証などは独自で行い決断しました)

とりあえずこんな感じです。

ちなみにソーラーフロンティアは無償で10年保証のサービスがあり、15年保証は有償になっておりますが、工務店さんからの紹介特典ということで、無償で15年サービスにしてもらいました。

10年ローンと15年ローンでの提案詳細はこちらです

我が家が太陽光発電を設置するための費用は総額で1,376,471円でした。

次は、このお金をどういう形で支払いをするか、という選択です。

さすがに一括現金は厳しいので……、太陽光発電の業者さんから10年と15年でのローンを提案していただきました。

ローン会社はオリコ。ecoソーラーローンという実質年率2.50%のプランです。

以下よりその詳細も記載していきますね。

10年ローンでの詳細はこちら!

クレジット元金→1,376,471円

月々(2回目以降)→12,975円×119回

初回→13,091円

支払回数(支払期間)→120回(か月)

分割払い手数料→180,645円

お支払総額→1,557,116円

15年ローンでの詳細はこちら!

クレジット元金→1,376,471円

月々(2回目以降)→9,178円×179回

初回→9,206円

支払回数(支払期間)→180回(か月)

分割払い手数料→275,597円

お支払総額→1,652,068円

それぞれの投資回収シミュレーションを設置後20年間分出してもらいました

ここは数値を詳しく載せるとすごい量になってしまいますので、簡単な説明にさせていただきますね。

我が家の太陽光発電は10kw未満で出力制御対応機器設置義務があるので、2019年度の電気の買取価格は1kWhあたり26円です。その26円は10年間固定されています。

10年後は今のところ買取価格は確定していないみたいで、経済産業省の資料で想定されている11円/1kWhの設定です。

そしてパワーコンディショナという、太陽電池で発電した直流電力を家庭用の交流電力に変換する機械を16年目に買い替えるという設定でシミュレーションを作成されています。

15年のローンは、最初は楽だが後が辛い

15年ローンだと月々の支払いは安くなり、最初の10年間は順調に年間14,000円~18,000円の黒字で生活できます。

しかし10年を過ぎ電気の買取価格が下がると、ローンを払い終える15年まで毎年13,000~15,000円までの赤字になってしまうのです!

ローンを払い終えて16年目入ると、パワーコンディショナのローンがありますが毎年19,000円ほどの黒字に戻ります。

こちらのシミュレーションでは、20年間での収支差引の累計は261,927円の黒字!

平均年間利回りは0.025%となっております。

10年ローンは最初がかなりキツイ。でも早い段階でかなり楽になる

それと比べて次は10年ローンです。

10年ローンだと毎月の支払いが上がるので、最初の10年がなんと28,000円~30,000円の赤字!

しかしローンを払い終える10年を過ぎた後の5年間、15年ローンでは毎年13,000~15,000円の赤字だったのですが、10年ローンだと95,000~97,000円の黒字になるんです!

16年目に入るとパワーコンディショナの買い替えが入り、15年ローンとまったく同じ毎年19,000円ほどの黒字へと変わります。

20年間の収支差引は累計356,879円の黒字で、平均年間利回りは0.033%。

簡単に図にもしてみますね。これで少しでもわかりやすくなったらいいのですが……。

投資回収シミュレーション

最初の赤字を乗り切れるのならば、断然こちらの10年ローンがいいですね!

我が家は10年ローンを選び太陽光発電を設置する予定です

ふたつのローンの見積もりと、20年間のシミュレーションをもらい、にらめっこする日々が続きました。

数字だけ見れば10年ローンが良いのはとてもよくわかる……。

でも、しばらくは30,000円の赤字が続く……果たしてやっていけるのだろうか……。

シミュレーションの赤字の数字だけ見ても、具体的にどのくらい生活が厳しくなるのかまったく想像ができなかったので、ここから私はいろんな計算をして検証をしてみます。

その結果、引っ越し前の電気+ガスでの光熱費とあまり変わらないどころか安くなっていたため、10年ローンに決めました。

yuru
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その検証方法もなんとかまとめました~!

こちらの記事↓

これで我が家の太陽光発電の設置費用はすべてです

草原の太陽

いかがでしたか?

意外と人に直接聞きにくい、実際の太陽光発電の設置費用

我が家の場合にはなりますが、参考になったでしょうか?

支払金額などは確定しているのですが、シミュレーション内の赤字黒字は太陽光発電の業者さんの想定でしかないですが……。

またシミュレーションと比べてどうだったのかも、実際に太陽光発電が設置されたら検証していきたいな!